遅れるときは大胆に。アムステルダムで電車待ち
時刻は間もなく夕方。
この日は19:00頃のタリス(ヨーロッパ版新幹線)でブリュッセルへ移動することになっていたので、
KAZUKIさんとはいったんお別れ。
1日アムステルダムを案内してくれて、ほんとうにありがとうございました( ´u`*)
タリスの時間までちょっと余裕があったので、花市場に寄ってみることにしました。
デルフト焼の木靴にチューリップの球根が詰められた、THEオランダなお土産発見 笑。
花市場には、色んな花の球根や種がどっさり。
ちょっと野菜売場っぽいのは、もう夕方で、昼間は売ってる生花が片付けられちゃってたせいかな。
この日訪れたのはシンゲルの花市場という、シンゲル運河沿いにある、140年以上続く花市場。花市場がひらかれた当時、ボートでお花を運んでいた名残から、今でも水上ボートにお花を並べて展示販売してるそうです。私たちが行った時にはきれいに片付いちゃってたけど 涙。いろとりどりのお花はどこー??
仕方ないので、力強い球根の画像をお楽しみください。
チューリップって、あんなに可愛らしい花なのに、根っこの部分はこんなにたくましいんですね。
おや、時期外れなサンタさん。
ツリーにかかってるのはデルフト焼のオーナメントじゃないですか!
チューリップ、サンタ女子、猫、汽車etc... いいなあ、かわいい。
近くにチーズのお店もありました。ディスプレイがオランダカラー!
背の高いイケメンのおにーさんが、チーズを削って出してくれたので、おやつを兼ねて試食試食。
さてさて。そうこうしてるうちに、電車の時刻が迫ってきました。
アムステルダム中央駅まで戻って、例の使い方のわかりにくいコインロッカーから荷物を取り出して(取り出し方はすぐわかりました 笑)、よしホームに行くぞー♪と歩き出したのですが。ここではじめて気がつきました。
………あれ? ブリュッセル行のホーム、すごい遠くない?
このときすでに出発時刻の5分前だったのですが、ブリュッセル行きのタリスが、
コインロッカーから最も遠いホームから出発することにはじめて気づいたのでした。
や、やばい!と重たいスーツケースを転がして、中央駅の中をダッシュしました!
身一つだったら全力で走れるのに、スーツケースが邪魔をして、ぜんぜん走れない!
そうして息を切らしてやっとの思いでホームに駆け込みましたが、電車の姿はなく…
乗り損ねた…!? やばいやばい!と焦りました。
でも、そこで絶望したりはいたしません!
ヨーロッパの電車は遅れるもの
とガイドブックで読んだことがあります!!
周りを見ると、電車が出たばかりにしてはホームに人が多いし、乗り損ねたなんて信じたくないし、これは絶対遅れてるにちがいない!と思ってホームをキョロキョロしてたら!
乗る予定だった18:53 ブリュッセル行きの電車の表示がまだ出てました。
よかったー!涙
そして、その下には電車をまちぼうけする人々の姿。
みんな「おいおい、まだかよ」って顔してたけど、私たちはほっと一安心。
「遅れてくれてありがとーーーゆっくりでいいよーーーいつまでも待つよーーー」と
遅延に感謝し、すべてを許す、仏モードとなっていました。
だがしかし。
仏モードで待てど暮らせど電車は来ず。
さすがにちょっと不安になりつつ、周りも私たちもそわそわしはじめた頃に電車が来て、
最終的にアムステルダムを出発したのは40分後のことでした。
…遅れるものとは聞いていたけど、まさかこんなに大胆に遅れるとは思わなかったよ 笑。
でもなんとかブリュッセルに向けて出発!
次回からはベルギー編のはじまりです♪( ´u`)ノ
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