ハンドルには花束を。自転車天国・アムステルダム
アムステルダムをさんぽしててわかるのが、ほんとに自転車が多い!ということ。
ボケた写真でごめんなさい 涙。
道路には自転車専用レーンが完備されてて、そこを自転車がかなりのスピードで走っています。
しかも2台や3台じゃなく、自動車と同じくらいかそれ以上の交通量でびゅんびゅんと!
そして、日本の路上ではなんだかんだいって歩行者が優先されていますが、オランダでは自転車が優先!
うっかり専用レーンを歩いていようものなら、間違いなく轢かれます!
なんでオランダにはこんなに自転車が多いのか?
ことのおこりは1960年頃、自動車産業が発展した時代にさかのぼります。
モータリゼーションが発展し、自動車が急増したオランダ。 それに伴い交通事故も増え、事故で亡くなる人が急増。そのうちなんと15%以上が子供が犠牲となるものでした。すると、自動車社会を脱却し、より安全な「自転車」を見直そう!という運動が起こり、1973年のオイルショックも手伝って、自転車を中心とした街づくりへ舵を切ることになったのです。
今ではなんとオランダ人の100%が自転車を保有しているのだとか。それどころか実際の保有率は130%(2014年現在)!
国民が一人一台以上の自転車を持っているというのですから驚きです。
子供達は、小さいうちは、ママがこぐ自転車のカゴに座ります。
足も伸ばせるゆったり設計。気持ち良さそう。
大きくなったら、二人乗り自転車。 前が子供用、後ろがパパママ用。
二人で力を合わせてこいでくよ。
オランダでは、こんな一風変わった自転車をたくさん見かけました。
大人たちも、自転車のハンドルやかごに、こんな風に花を飾ったりして。
かわいいなーおしゃれだなー。
そして、先日のブログでも紹介しましたが、みんなサドルの位置が高い!
男性も女性も、おしなべて背が高く、腰の位置が高いのです。
じゃっかん下ネタですが、それを証明する一品がこちら。
じゃん。女王の日のお祭用に設置された、仮設トイレでございます。
おわかりでしょうか。この腰の位置の高さ!
ぱっと見、身長180cmくらいないと使えなさそうな感じでした…。
オランダ人ならみんなそのくらい身長があるということ!? おそるべし、オランダ。
(というか、いくら仮設とはいえ、あまりにオープンじゃあるまいか 笑)
さあさ。アムステルダムさんぽはまだまだ続くよ。
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