絢爛豪華!嘆息必至!女子旅なら「オペラ・ガルニエ」は必見!
続いて向かったのは、オペラ・ガルニエ。
個人的に オペラ・ガルニエは、パリで最も訪れるべき場所 だと思います。 その絢爛豪華さは、中に入った途端、思わずため息が出るほど! 実はこの日の午後、かの有名なヴェルサイユ宮殿も訪れたのですが、 正直、オペラ・ガルニエの方が格段に豪華ー!と感じました。
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オペラ駅の地下鉄出口をあがると、すぐにオペラ・ガルニエが出迎えてくれます。
日が暮れると今なお明かりを灯し、 華やかに着飾った人々がこの劇場を訪れるのだというからもう! ここって夢の国?ためいきがでちゃいます。うっとり。
とりあえず、正面写真をぱちり。 正面入口は、夜、観劇に訪れる人たちのためのものなので、 見学だけの私たちは裏手にあるチケットオフィスから入ります。
そして入場料を渡して一歩中に入ると、そこはもう完璧なオペラ座の世界でした…!
思わず、嘆息!! 裏口だよ…? 裏口からこんな繊細かつ豪華でいいの? いきなりの豪華なお出迎えに完全に心奪われて、シャッターを切りまくりました。
ほんのり翳りのある照明がまた雰囲気抜群で「オペラ座の怪人が出てきそうだね!」と2人とも大興奮。
柱の彫刻も繊細できれい!
両サイドにある階段をのぼっていくと、徐々に、華やかかつ艶やかな気配が…。
一気に空間が開けて…大階段の踊り場に出てきました!
ここは夢の国にちがいない(断言)
どこを撮ってもまったく隙のない華やかさ。夢の空間以外の何物でもありませぬ…。
そして特に絢爛豪華で歓声必至なのが、ホワイエです。
この金色の装飾とシャンデリアの美しさ…!お分かりいただけるでしょうか…!? これを見たときの感動を、全国の女子と分かち合いたい!!
ヴェルサイユ宮殿の鏡の間をモチーフに作られたそうですが、 オマージュが本物を超えてしまった瞬間を見た気がしました…。 豪華さの密度が全然ちがう…! こんな場所で、シャンパングラス片手に「今日の演目も最高ね」なんて言いながら 優雅な幕間を過ごしてみたーーーーーーい!!
くそう…いつか絶対めかしこんで夜の観劇にも来てやるんだ…! ぎりぎり歯嚙みしながら、そう固く決意しました…!
それから、個人的お気に入りスポットは、サロン。 ここに飾られているアール・ヌーヴォー風の絵画がとても好きなのです。
植物と女性をモチーフにした絵で、とても優雅で繊細。 ミュシャっぽい雰囲気の絵が10枚くらい、ぐうるりと部屋のまわりに飾られています。 他の部屋のような華やかさはないけれど、ほっと一息できる空間なのです。
劇場の中はこんな感じ。
舞台では、夜の公演に向けて、照明の仕込みの真っ最中でした。
赤い観客席とゴールドの欄干が素敵です。
昼間は、バルコニー席が1室だけ開放されて、 そこから劇場内を見渡すことができるようになっています。 真っ赤なベルベットで覆われた、リッチな空間。 ここからオペラ鑑賞できるなんて、お貴族様みたいー( ´ ▽ ` )
そして上を見ると、シャガールの天井画「夢の花束」がどーん!
「この場所にちょうど鏡を置いたように、
舞台上で俳優や音楽家が創り出す沢山の夢を映し出したいと思った」
とシャガールが語ったこの絵。
舞台の1シーンとパリの街並が入り混じった、明るく華やかな大作です。
左下にはエッフェル塔、右上には凱旋門などが見えますね。
凱旋門の隣の男女はロミオとジュリエット、その下は魔笛がモチーフだそうです。
そしてさらに、中央の豪華なシャンデリア。総重量はなんと7t!
「オペラ座の怪人」に登場する、ファントムが自ら切り落としたシャンデリアはまさにこれがモデル。
モデルとなった事件は1896年に実際に起こったことで、
オペラ上演中、鎖の磨耗が原因でシャンデリアが落下。
その下に座っていたオペラ座の管理人の女性が亡くなったそうです。
その席の番号は、偶然にも「13番」。…偶然とはいえちょっとぞくっとしますよね。
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こうしておなかいっぱい夢いっぱいの、オペラ・ガルニエ見学が終わりました。 はふー。余は満足じゃ…(嘆息) あまりに好きすぎて、3年後、もう1度訪れることになるのですが、 その話はまたいつか! さあさ、この足で次はヴェルサイユ宮殿にいきますよ。
今日は女子大歓喜のきらきら豪華建築見学の日になりそうです。
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