ルーブル美術館 かけあし観光
いよいよ初海外・ローマ&パリ女子2人旅も大詰め。
この旅の最後の観光地となるルーブル美術館!にやってきました。
有名なガラスのピラミッド。
の、下はこんな感じ。 ロビーのようなスペースになってます。広い~ チケットやイヤホンガイドもここでゲット。
全体図はこんな感じ。 うそみたいだろ…これ全部美術館なんだぜ… ゆっくりだと、全部回るのに1週間かかると言われるほどの広さ&収蔵点数。 そんな怪物美術館に我々があてた時間は5時間! 全部を見て回るのは無謀だから、お互い自分の見たいものを見に行こう、 ということで、この旅はじめての 自由行動 をとることにしました。 Kちゃん> というわけで5時間後にピラミッドの下に集合だ( *`ω´) 解散!!( *`ω´)ゝ わたくし> イエッサー!!( *`ω´)ゝ 海外で1人でも行動できるようになるなんて…! なんか成長したなあ…じーん(海外初心者にとっては大きな躍進でした 笑) * * * * * 二手に分かれて、わたしが最初に目指したのは、彫刻エリア。
サモトラケのニケ! 素敵な吹き抜けの階段の踊り場に展示されていて、 見学者は、仰ぎ見るようなかたちでこの作品と出会うようになってます。 なんだか崇高で誇り高い印象。 展示の仕方によって、作品の意味や物語を印象づけることができるんだなと感じました。
「アモルの接吻で蘇るプシュケ」 彫刻のなかでも、ひときわロマンチックな作品。
うしろから見ると大変いいおしり。 そして、たくさんの彫刻をかけあしで通り過ぎて、次は絵画エリアへ。
「民衆を導く自由の女神」。 ルーブルでかなりの数見かけたのは、作品を熱心にスケッチする人。 美大生から小学生まで、年齢は様々。 中には作品の前に座って陣取って鉛筆を走らせている人の姿も。 でもそれを見て「邪魔だなあ」とか「マナーがなってないなあ」とかは全然感じませんでした。 なんせみんなすごくまじめな目で作品を見てたから。 見るだけが鑑賞じゃないもんね。自分の手を動かしてみて気づく部分も沢山あるもんね。 日本の美術館も、このくらいおおらかな雰囲気で鑑賞させてくれてもいいのになあ。
絵画エリアの、天井画。
窓の横の柱はだまし絵になってて、一瞬彫刻っぽく見えるけど、これも絵画。
ヨーロッパの美術館の天井はやっぱりすごい。
あ!モナリザー!
思ったより小さい!
そしてここだけ警備が徹底してて、二重三重の柵に加えて、監視員が2人も。
他の作品には、こんな厳重なガードなかったのに!
モナリザがルーブル美術館の中でいかに重要な作品かがうかがい知れますね。
(これまで盗まれたり傷つけられたりしたことが多かったからかな?)
はじめて見たけど、とても好きで印象に残った作品その1。 光の表現がすごくって。 これ、写真を撮るとき反射したんじゃないですよ!
はじめて見たけど、とても好きで印象に残った作品その2。 18世紀末頃のご兄妹の絵ですが、おにいさまのお顔があまりに端正で。 退館後、Kちゃんも「すごいイケメンのお兄様の絵があったよね」と言ってました。 おんなじこと考えてるー 笑
そして絵画エリアから移動して、ナポレオン3世の居室(再現)へ。 真っ赤な調度品と金色の装飾がなんともゴージャスな雰囲気です。 左は、晩餐会に招待した客人をもてなすためのサロン。右は大食堂。
愛妻・ジョゼフィーヌの絵。
あと、ちょっと怖いけど、ペストが大流行してた時期の作品。 ペストの恐ろしさを表現するために骸骨を用いた作品がいっぱい並んでて ルーブルの中でもちょっと異質なエリア。こわいー。 後ろにある、ペスト沈静化を祈って作られたというマリア様の像にいやされます 涙。 あーこわかったー;_;と思いながらペストの展示エリアを出たら、 天使のような子供たちの集団に出会いました。
クラスみんなで移動教室かな? よく見ると、ガイド役は、大理石彫刻のコスプレをしたお姉さん!! なにこれ楽しい! ちびっこたちはちびっこたちで、 飾ってある彫刻のポーズをマネして、みんなでポーズをとってみたり。 か、かわゆ…。めちゃくちゃ癒されました…。 このあたりで4時間経過。 まだ半分も見れてない気がするけど、もう足が限界…!
中庭っぽいスペースで一旦休憩。
ちょっと休憩したあとは、再び絵画のエリアへリターン!
もう時間がないから、超早足で見て回りました。
真珠の首飾りの少女、いかさま師、レースを編む女、コローの風景画 etc...
ううう。もっとゆっくり見たかった!
Kちゃんとも何度かすれ違いましたが、お互い早足で会話するゆとりはなく 笑、
「がんばれ…!あと少しだ…!」とアイコンタクト。
女子旅って、思ったより体育会系なのね ( ; _ ; ) 笑
* * * * *
そしてついに5時間経過~!!
ルーブル美術館、かけあし観光 笑、ついに完遂いたしました!
ふたりともへろへろの状態で待ち合わせ場所のピラミッド下に集合。
ミュージアムショップをぐるっと見て、とりあえずお茶しに行きました。
甘いココアが疲れた体にしみてほっこり。
ほんと1週間とまではいわずとも、2~3日は見学時間が欲しい広さでした。
でも旅の最後に、こんなにいっぱい美術作品を見れてよかったー!
ルーブル美術館、堪能させていただきました。ごっつぁんです!
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