島根 出雲&石見旅② 石見銀山の夜
出雲大社も満喫したところで、バタデン(一畑電車)に乗り込んで石見銀山を目指します。
石見銀山はかつて江戸の城下町の次に人口が多いと言われるほど賑わった鉱山の街。
今日はその麓の町・大森に宿泊し、次の日の銀山見学に備えます。
出雲大社から大森までは、バタデンとJRを乗り継いで電車で2時間、そこからバス30分ほどの移動となります。
17:00。大田市駅に着いて駅前におりたって最初に思ったのは「あ、今夜食いっぱぐれる」でした。
お店がなにもないんだもの……。
考えてみりゃそりゃそーで、ただでさえ地方都市だからお店は少ないし、
17:00過ぎたらどこも閉まっちゃいますよね…。
東京に住んでると「コンビニくらいあるでしょ!」という感覚になっちゃうから、地方に来た時キケンです。
うーん。駅前でこんな状態なら、大森までいくと本格的にお店なんて無いよなあ。
とりあえず食料を仕入れねば、とウロウロしてたら、ちょっと歩いたとこにスーパーを発見!
なんだ、大田市って都会じゃーん★(安心)
そこでビールとワカサギの南蛮漬けをゲット。ふふふ、ミッションコンプリート。今日の肴です。
食料も手に入れて安心してバスに乗車。
夕方から石見に向かう人は少ないのか、始発から終点まで乗客はわたし1人!
ノンストップ貸切運転でした。か、快適ー!まるでタクシー…!
途中、ほんとに一切バス停に止まらないので、ちょっと不安になりながらも…笑
じゃん!到着しました。19:00頃の大森です。
一本道の両沿いにずっと続く、江戸時代からの町並み。
町の真ん中を小川が流れて、小高い山の岩肌にお社が建てられて。
静かな集落です。あたりは山々に囲まれて、日が暮れるとだんだん薄暗くなってきます。
明かりは、民家の前の小さなオレンジ灯だけ。
江戸時代そのままの家が残る通りを歩くと、少し寂しくて、少し懐かしい。
着物姿の女性が打ち水したり、 甚兵衛姿の子供たちがキャッキャ飛び出してきそうな雰囲気でした。
そのままノスタルジーにひたりながら写真を撮り歩いてみたけど、
すっかり日も暮れてきたので、適当なところで切り上げてひろた屋旅館さんにチェックイン。
お部屋は4畳の一人用の和室。うんうん。一人旅にはちょうどよいサイズ感。
ささっとおふとん敷いて、浴衣着て、 ワカサギの南蛮漬けとビール!を楽しんで
ひさしぶりにすきなだけゴロゴロして休ませていただきました。
それでも時刻はまだ21:00…。なんってぜいたくな時間の使い方!
おかげさまで、思う存分ゆっくりさせてもらいました。
そしてだんだんうとうとしてきたので、布団にもぐりこんで。
明日の石見銀山散策を楽しみにしながら、就寝です。おやすみなさい。
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